くるまや工房のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日ご紹介するのはお客様からお預かりしたセンターコンソールやグローブボックス、ダッシュボードなど20数点のフロッキーコーティング(植毛塗装)施工となります。
お預かりした時のパーツ一式です。
これらのパーツを下地処理を行いフロッキーコーティング(植毛塗装)という特殊な塗装を施しモケット調のブラックに仕上げます。
フロッキーコーティング(植毛塗装)について
ご紹介の前にまずはフロッキーコーティング(植毛塗装)??
と知らない方もいらっしゃると思いますのでフロッキーコーティング(植毛塗装)のご説明を致します。
植毛塗装とは?(フロッキーコーティング)
フロッキーコーティングは、塗装によって植毛の風合いを再現するトップコーティング用の触感塗料で、高級車のピラーなどに採用されています。
高級感あふれる仕上げやよりソフトな触感仕上げなど、多彩な質感を得られる点が特徴で耐光性にも優れています。
適応素材はプラスチックを始め、金属・木材・ビニールレザー・ゴム、さらにクッションのような柔らかい素材も可能で、その汎用性を生かし幅広い製品に用いられています。
フロッキーコーティングでは基本となる8種類の色を混ぜることにより、お好みの色にアレンジすることが可能です。
汚れた車内をリフレッシュしたいとき、夏の暑さや冬の冷たさの低減にも効果があり、従来の塗装や貼りとは全く違った空間を体感できます。
フロッキーコーティングは従来のアルカンターラや合皮等の巻きつけと違い、「吹きつけ」による塗装のために細かい部分や曲面の強い部分、エアコンの吹き出し口等、様々な部分に施工可能です。
手触りも、塗装とは思えない高級触感、高級車の純正ピラー(モケット)と変わりません。
フロッキーコーティング完成後の画像となります。
生地の巻き替えでは難しい形状もフロッキーコーティングであれば綺麗に元の形状ままモケット仕様に変わります。
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