【マツダ・CX-8】純正BOSEサウンドシステム付車のスピーカー交換でサウンドUP

 

本日ご紹介するのは純正BOSEサウンドシステム付車のフロント&リアスピーカーを交換させていただきましたマツダ CX-8です。

 

CX-8のBOSEサウンドシステムは、センターディスプレイを備えたマツダコネクトに計10個のスピーカーと専用設計のデジタルアンプを組み合わたメーカーオプション装備ですが、その音質に不満を感じる方は少なくないようです。

今回は純正BOSEサウンドシステムの音質向上を図るべく、Aピラー左右に装備されたツィーターとフロントドア左右のスピーカー、リアドア左右のスピーカー、計6個のスピーカーを交換しました。

 

ご用意させていただいたスピーカーは、Mercuryのセパレート2ウェイスピーカー「CE-165」とコアキシャル2ウェイスピーカーの「SE-165」になります。

 

セパレート2ウェイスピーカー「CE-165」は、38mmシルクドームツィーターと165mmミッドベーススピーカー、パッシブクロスオーバーネットワークを組み合わせたコンポーネントスピーカーシステムです。

 

こちらの「CE-165」ツィーターをCX-8のAピラーに装備されているBOSEツィーターと交換します。

 

写真上が純正のBOSEツィーター、写真下が付け替えした「CE-165」のツィーターです。

 

写真左が付け替えした「CE-165」のツィーターですが、写真右の純正BOSEツィーター装備のグリル径がほぼ同じなので、ピラー裏を小加工するだけでピッタリ取り付けができます。

 

+3dB/0dB/-3dBから選択可能なアッテネーター装備のパッシブクロスオーバーネットワークはツィーターラインに取り付けます。

 

特別なカスタムインストレーションを施さなくてもジャストフィットします。

 

まるで純正のような自然な仕上がりです。

 

こちらは「CE-165」ミッドベーススピーカーを裏側から見たところ。

 

高剛性スチールフレームに大型フェライトマグネットを組み合わせ、振動板にPPマイカコーンを採用した165mm径のミッドベーススピーカー。

 

写真左がフロントドアから取り外した純正BOSEスピーカーで写真右が「CE-165」のミッドベーススピーカーです。

 

ミッドベーススピーカーの固定に使用するインナーバッフルは、取り外した純正BOSEスピーカーから型取りして木材を切り出し、スピーカー取付穴及びスピーカーユニットにぴったり合わせて製作しています。

 

市販のインナーバッフルとは違い、強度が高くスピーカーの背圧が抜けやすくなるように特殊なテーパー加工を加えた後に防水処理を施したら当店オリジナルインナーバッフルの完成です!

 

完成したインナーバッフルにスピーカーを当てがった状態を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、特殊なテーパー加工により背圧が抜けやすくなる=スピーカーがストロークしやすくなる=スピーカーが持つポテンシャルを引き出す、につながるので、こうした部分にもこだわりを持って作っています。

 

お客様ご自身でデッドニング施工されたドアに、当店で製作したインナーバッフルを取り付け、ミッドベーススピーカーをしっかりと固定します。

 

ミッドベーススピーカーをしっかり固定したらドアトリムからの音漏れやガタつきを抑えるインナーパネル用の防音材サウンドプルーフィングウェーブをスピーカー外周に貼付け、ドアトリムクリップ穴に防音とビビリ音を改善する効果があるクリップダンパーを貼り付けていきます。

 

ミッドベーススピーカーを取り付けしたらドアトリムを元に戻してフロントドアの完成です。

 

こちらはリアドアに取り付ける同ブランドのコアキシャル2ウェイスピーカー「SE-165」です。

165mmスピーカーの同軸上に29mmマイラードームツィーターを配したコアキシャルスピーカーになります。

 

こちらは「SE-165」こちらはスピーカーを裏側から見たところ。

 

「SE-165」は25mm径ボイスコイルとフェライトマグネットの磁気回路を搭載したペーパーコーン採用の165mm径のコアキシャルスピーカーです。

 

リアドアのスピーカーを交換するためドアトリムを取り外すと純正BOSEスピーカーが現れます。

ドアのデッドニングはお客様ご自身で施工されたものです。

 

リアドアに装着されていた純正BOSEスピーカーを取り外していきます。

 

続いてリアドアスピーカーを交換していきます。

当店で製作したインナーバッフルを取り付け、コアキシャルスピーカーをしっかりと固定します。

 

コアキシャルスピーカーをしっかり固定したらサウンドプルーフィングウェーブをスピーカー外周に貼付け、ドアトリムクリップ穴にクリップダンパーを貼り付けていきます。

 

ドアトリムを元に戻したらリアドアのスピーカー交換が完了です!

 

計6個のスピーカー交換が完了したらオーディオシステムの電源を入れて音出しチェックをしていきます。

 

BOSEサウンドのモサッとした質感の音もスピーカー交換でメリハリのあるクリアなサウンドになりました♬

 

純正BOSEサウンドシステム付車もスピーカー交換でサウンドUP!

BOSE仕様車のサウンドUP施工実績

 

このたびはご用命いただきありがとうございました。

 

 

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