こんばんは、『くるまや工房』のテツです。
本日ご紹介するのは、日産ウィングロードとなります。
ご依頼いただいたのは、フロントドアの制振遮音となります。
サウンド重視のデッドニングとは施工方法が異なります。
制振遮音材を全面に貼ることにより外からの騒音、また車内からの音漏れを軽減することができます。
それでは施工のご紹介を！
まずはドアの内張りを
外して、純正スピーカーを外し防水ビニールを外してブチルゴムなどの残りを綺麗に
そして脱脂処理を行います。
配線類はビビり防止で布テープを巻き付けてあります。
ここから制振遮音施工に入ります。
使用するのは制振シートStP Aero Bulk Packを使用します。
遮音・吸音材は同じくStPからStP Accent 6を使用します。
制振シートは円カッターやカッターを使い天井の形状に合わせてカットします。
ただ貼るのではなく密着させないと制振効果が十分に発揮できないのでローラーなどを使いゴシゴシと！
制振材の上から遮音材を重ね貼りします。
6mm厚、少し硬めのスポンジ状の遮音材です。
全貼りで遮音効果抜群のドアに変身！
表面側は制振材StP Aeroを使いサービスホールを塞ぎ制振効果を高めます。
合わせて、スピーカーが奏でるサウンドもドアのサービスホールが塞がれたことにより低域の厚みが増しサウンド効果にもつながります。
今回はロードノイズ対策の制振遮音なので施工方法は異なりますが、デッドニング効果についてはホームページにてご紹介していますので参考になさってください。
大きめのサービスホールは穴塞ぎシートStP Aero Alnmを使い
補強をしています。
表面は制振シートStP Aero Bulk Packを全貼り
外からの騒音が軽減されるとともにスピーカーの背面から出るサウンドも外に漏れにくく
また、サービスホールを塞ぎボックス化したことによりスピーカーから出るサウンドも低音域が伸びると良いこと尽くめな制振遮音です。
最後に内張りのクリップが刺さる穴に
ドアトリム固定用クリップのビビり音を防ぐクリップダンパーAT-AQ446を貼り付けて完成となります。
この度はご用命ありがとうございました。
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