【トヨタ・ハリアー】フロント&リアタイヤハウスの制振遮音施工でロードノイズ対策♪
本日ご紹介するのは、ロードノイズの部分別制振遮音対策としてフロント&リアタイヤハウスの制振遮音施工をご用命いただきましたトヨタ ハリアー(80系)です。
ロードノイズは走行中にタイヤが路面を叩くパターンノイズやタイヤ内の空気が振動する空洞共鳴音による振動や騒音がタイヤからサスペンションを介してボディへと伝わり、不快なノイズとして車室内に侵入してきます。
今回施工させていただいた部分別制振遮音対策では、タイヤに一番近い部分となるフロント&リアフェンダー内の鉄板部とフロント&リアタイヤハウスカバー(フェンダーライナー)に制振遮音施工をすることで振動や騒音を効果的に抑えてロードノイズ低減を図ります。
施工作業するためクルマをジャッキアップしてタイヤ&ホイールを外し、表面保護テープでフェンダー周辺を養生した後にタイヤハウス内のフェンダーライナーを固定しているビスやクリップを外して4カ所すべてを剝がしていきます。
剥がしたフェンダーライナーにはタイヤが跳ね上げた泥や油汚れが付着しているため、しっかりと洗浄してから乾燥させます。
ハリアーのフェンダーライナーはフロント&リアともに不織布タイプが採用されており、硬質なプラスチックタイプと比べるとタイヤが跳ね上げる水ハネ音や砂ハネ音は低くなる傾向にありますが、遮音吸音施工することでロードノイズは確実に低減されます。
フェンダーライナーが不織布タイプの場合、表面が繊維で手羽だっていることもあって制振シートの貼り付けはNGとなります。
不織布タイプにも問題なく貼合でき、タイヤハウス内側の鉄板部とフェンダーライナー間のようなクリアランスがとても狭い箇所への施工にもピッタリの吸音&遮音シート StP Biplast 10(エスティーピー・ビプラスト)の貼合が最適です。
StP Biplast 10 は弾力性に富み、圧縮すれば薄く潰れるポリウレタンフォームが主成分で吸音性能や遮音性能、耐熱性能に優れた厚さ10mmの吸音&遮音シートです。
続いてフロントタイヤハウス内側鉄板部への制振遮音施工ですが、制振シートがしっかり貼り付くよう予め鉄板部に着いた泥や油汚れを清掃してから脱脂処理をして表面の油分を取り除いておきます。
貼合部の形状に合わせ、StP Aero 制振シートをカットしてフェンダー内側の鉄板部に貼合していきます。
制振施工に使用するのは、音響統合分野の科学的研究を専門とする信頼と安心のブランドStP(STANDARTPLAST)社の StP Aero(エスティーピー・エアロ)で、ブチルラバーとアルミ拘束板で構成される2層構造で厚さ2.3mmの高性能制振シートになります。
フロントフェンダーパネル裏側の鉄板部にも制振遮音施工をしていきます。
フェンダーパネル裏側鉄板部にも制振シートを貼合することでタイヤ&ホイール → サスペンション → ボディへと伝わる振動を効果的に抑制してくれます。
タイヤハウス内側鉄板部やフェンダーパネル裏側鉄板部に制振シートをしっかり貼合します。
次に貼合済みの StP Aero 制振シートの上から遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 を重ね貼りしていきます。
使用する遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 は、ラバーベースの特別な発泡構造と非溶融技術により耐水性に優れ、高温でも安定した性能を発揮する厚さ6mmのシートで250Hz 以上の中高周波ノイズや熱を効果的に遮断します。
フェンダーパネル裏側鉄板部にも遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 を重ね貼りしていきます。
続いてリアタイヤハウス内側鉄板部の制振遮音施工です。
フェンダーライナーを剥がすと鉄板部が現れます。
右リアのタイヤハウス内側は振動しやすい平らな面が多いため、制振シートをしっかり貼合していきます。
貼合部の形状に合わせてカットしたStP Aero 制振シートを貼合していきます。
貼合作業では鉄板の凹凸部にも制振シートが追従するよう工具を使ってしっかりと圧着施工していきます。
制振遮音施工後もフェンダーライナーを元通りに装着できるようビス穴やクリップ穴など接合部分の逃げ加工も丁寧に行います。
続いてStP Aero 制振シートの上から遮音&断熱シートのSC-NI6-2.7 を重ね貼りしていきます。
フェンダーライナーとのクリアランスを確認しながら6mm厚のSC-NI6-2.7と10mm厚の StP Biplast 10を施工可能な範囲いっぱいに複合的に重ね貼りしていきます。
走行中の「ゴォーーー」「ガァーーー」といった低周波の振動抑制に効果的な制振シート貼合にプラスして、「シューーー」「ヒューーー」といった高周波の騒音抑制に効果的な吸音&遮音シートを複合的に重ね貼りすることでロードノイズを効果的に低減します。
左リアのタイヤハウスには給油口から燃料タンクをつなぐフィラーホースがあるため注意して施工していきます。
フィラーホースに干渉しないように注意しながらStP Aero 制振シートを貼合していきます。
鉄板部の凹凸にも制振シートが密着するよう圧着施工していきます。
タイヤハウス内側の鉄板部全体にStP Aero 制振シートを貼合することで路面から伝わる振動エネルギーを効果的に吸収します。
貼合したStP Aero 制振シートの上から遮音&断熱シートのSC-NI6-2.7 を重ね貼りしていきます。
フィラーホースに干渉しないよう確認しながら施工作業を進めます。
高性能制振シート&遮音シート複合的に施工することで走行中の不要振動や騒音を確実に抑制することができ、快適で居心地の良い車内空間を作り出します。
タイヤハウス内側の鉄板部4カ所の施工が完了したら遮音吸音施工済みのフェンダーライナーを元通りに装着すればタイヤハウス内の制振遮音施工は完成です!
タイヤハウス周辺の制振遮音施工は『ロードノイズ対策』の中でも人気のメニューで、お問い合わせや施工のご依頼もたいへん多く、当店では数多くの施工実績があります。
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くるまや工房では、1台1台丁寧に、確実に、そして安全に施工させていただいておりますので、車内空間の静音化をご検討の際は施工実績豊富な当店までお気軽にお問い合わせください。
このたびはご用命いただきありがとうございました。
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