【30系アルファード】車内を静かに。制振遮音『フェンダー・ボンネット・レッドウィンド』施工

くるまや工房のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日ご紹介するのは、ロードノイズ対策としてフロント&リアタイヤハウスの制振遮音施工、エンジン音を静かにボンネットの制振遮音、そして走行中の風切り音を低減させるレッドウィンドの施工ををご用命いただきました30系アルファードです。
ロードノイズの根源ともいえるタイヤハウス周辺に制振遮音施工をすることで走行中にタイヤが路面を叩くパターンノイズやタイヤ内の空気が振動する空洞共鳴音による振動や騒音を効果的に抑えてロードノイズ低減を図ります。
今回は、より高い車内静音化を目指してフロント&リアフェンダー内の鉄板部とフロント&リアタイヤハウスカバー(フェンダーライナー)に制振遮音施工をしていきます。
エンジン音を静かにする目的で、ボンネットの制振遮音も行っています。
走行中の風切り音軽減 Redwind(レッドウィンド)は中心軸にワイヤーを備えた画期的なゴムチューブ。
このゴムチューブが走行時の風切音を抑え愛車をワンランク上のお車にグレードUPさせます。
それではロードノイズを低減させるロードノイズ対策制振遮音をご紹介します。
先ずはクルマをジャッキアップしてタイヤ&ホイールを外し、表面保護テープでフロントフェンダー周辺を養生した後にタイヤハウス内のフェンダーライナー(インナーカバー)4カ所すべてを取り外します。
フェンダーライナーには泥や油汚れが付着しているため、洗浄して汚れをしっかり落とし乾燥させます。
次に制振シートがしっかり貼り付くよう入念に脱脂処理を行って表面の油分を取り除き、StP Aero 制振シートを貼合していきます。
制振施工に使用するのは、音響統合分野の科学的研究を専門とする信頼と安心のブランドStP(STANDARTPLAST)社の高性能制振シートStP Aero(エスティーピー・エアロ)になります。
重ね張りする遮音材は貼り付け個所により適切な二種類を使い分けしています。
◆フロントのフェンダーライナーには、制振シート貼合後にSILENT COAT(サイレントコート)社の遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 を重ね貼りしていきます。
使用する遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 は、ラバーベースの特別な発泡構造と非溶融技術により耐水性に優れ、高温でも安定した性能を発揮する厚さ6mmのシートで250Hz 以上の中高周波ノイズや熱を効果的に遮断します。
フロントと違い、リアタイヤハウスカバーは不織布タイプとなり、カバー自体には制振材の施行は貼り付かず剝がれてしまう為、施工が出来ません、。
この場合は、フェンダー内部の制振材施工面積を増やし、カバーに遮音・吸音材を施工し、ロードノイズ軽減の効果が得られるように施工を行います。
中高周波ノイズの低減に効果的なStPの吸音&遮音シート StP Biplast 10(エスティーピー・ビプラスト)を使用して全体を覆うように貼り付けます。
吸音&遮音シート貼り付けの際には、フェンダーライナーとボディ鉄板側とのクリアランスや逃げ加工なども考慮して丁寧に作業しています。
StP Biplast 10 は弾力性に富んだポリウレタンフォームが主成分で吸音性能や遮音性能、耐熱性能に優れた厚さ10mmの吸音&遮音シートです。
続いてタイヤハウス内の鉄板部にも制振遮音施工をしていきますが、制振シート貼合前に鉄板部に着いた泥や油汚れを清掃した後にしっかり脱脂処理を行います。
貼合部の形状に合わせ制振シートを細かくカットしてタイヤハウス内のボディフレームなどの鉄板部に1枚ずつ貼合していきます。
フェンダーライナーを元に戻した際に隠れて見えなくなる部分が制振遮音の施工範囲になります。
続いて遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 を貼合済みの StP Aero 制振シートの上に重ね貼りしていきます。
フェンダーパネル裏側にStP Aero 制振シートの上から遮音&断熱シート SC-NI6-2.7 を重ね貼りすることでタイヤのパターンノイズや空洞共鳴音、風切り音を低減する効果があります。
リアフェンダー内もフロント同様に貼合部の形状に合わせ制振シートを細かくカットしてタイヤハウス内のボディフレームなどの鉄板部に1枚ずつ貼合していきます。
遮音材を重ね張りして完成です。
続いてボンネットの制振遮音になります。
ボンネットインシュレーターを外し、洗浄、脱脂処理を行います。
制振材をボンネットの凹凸に合わせ密着貼り付けを行います。
手が入るところは先端のほうまでシッカリと制振材を張り付け制振効果を高めます。
ボンネットの遮音材はSTP Hood Solution 10を使用します。
コーティング層と弾力のあるポリウレタン層、接着剤層の3層から形成されています。耐熱温度は一般的な環境下にある-40℃から+100℃の範囲になります。ボンネットの遮音、断熱に最適です。ボンネットの金属面を制振シートで施工し、更にHood Solution 10を貼ることでより高い効果が得られます。
制振材の上に重ね張り
奥のほうまで密着貼り付け
元に戻して完成です。
最後に走行中の風切り音軽減 Redwind(レッドウィンド)のご紹介です。
中心軸にワイヤーを備えた画期的なゴムチューブ。
このゴムチューブが走行時の風切音を抑え愛車をワンランク上のお車にグレードUPさせます。
Redwind(レッドウィンド)の施工方法は、ドアやトランクのウェザーストリップの中にRedwind(レッドウィンド)通し込みドアやトランクをしめた際の密閉度を向上させ風切り音やほこりの侵入を抑制。
空調効果の改善、ドアの開閉音の質感を良くします。
今回ご依頼いただいたのはフロントドア(左右各二本)となります。
ドア側のウェザーストリップ
ボディ側のウェザーストリップ
ウェザーストリップを外して潤滑液を使いウェザーストリップの小さな穴から慎重にレッドウィンドを潜入させていきます。
全てのウェザーストリップにレッドウィンドを通し終わり水分を乾燥させて元に戻して完成です。
Redwind(レッドウィンド)が投入された後のドアの開閉音は高級車の様な音に近づき、ドアが閉まった際の遊び具合も無くなるので、走行時の風切り音を大きく軽減されます。
ご依頼いただいたすべての作業が終了です。
この度はご用命いただきましてありがとうございました。
ご納車後に嬉しいメールが届きましたのでご紹介させていただきます。
お世話様です。 本日はありがとうございました。 下道、高速と走り無事に〇〇へ着きました。 施工の効果よく、段差越えの軽い音から低い音になり 少し遠くから聞こえ質感が非常アップしました。 ロードノイズも軽減され今回お願いして良かったです。
愛車を静かにして快適で居心地の良い車内空間に♪♪
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