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【N-BOX】ロードノイズ対策 フロントフェンダー制振遮音施工

くるまや工房のブログをご覧いただきましてありがとうございます。

本日ご紹介するのは、タイヤハウス内の制振遮音施工をご用命いただきましたホンダ N-BOXです。

 

不快なロードノイズは、走行中にタイヤが路面を叩くパターンノイズとタイヤ内の空気が振動する空洞共鳴音などによる振動及び騒音が主な要因になりますが、今回はフロントフェンダー内部及びフロントタイヤハウスカバー(フェンダーライナー)に制振遮音施工をしてロードノイズ低減を図ります。

 

それでは施工をご紹介します。

タイヤを外してスタートです!

フロントフェンダーライナーを外ししっかりと洗浄した後に乾燥させ、制振シートがしっかり貼り付くよう脱脂処理して入念に表面の油分を取り除きます。

脱脂処理が完了したフェンダーライナーに制振シートを貼り付けていきます。

 

使用する制振シートは、音響統合分野の科学的研究を専門とする信頼と安心のブランドStP(STANDARTPLAST)社のStP Aero(エスティーピー・エアロ)になります。

StP Aero(エスティーピー・エアロ)は、耐水性に優れた外部環境に強いブチルラバーとアルミ拘束板で構成される2層構造で厚さ2.3mmの高性能制振シートです。

 

再装着する際に支障が出ないよう施工面を車両側を合わせながら確認し、フェンダーライナーの凸凹面に密着するようしっかりと圧着させます。

StP Aero制振シートを貼合することでペラペラだった樹脂製フェンダーライナーのウエイトが増して剛性が高まり、ロードノイズによる共振を効果的に抑えます。

 

続いて制振材の上から吸音遮音シートStP Biplastを重ね貼りします。

商品説明:StP Biplastは弾力のあるポリウレタンフォームを主成分とする層と接着剤層で構成された吸音&遮音シートです。接着剤層は反粘着素材の特殊なフィルムによって保護されており、取付前に水や浸食に対する耐久性を高めるとともにポリウレタンフォームを主成分とする層の吸音性能や遮音性能の保護効果もあります。

これでフェンダーライナーは完成です。

 

次にタイヤハウス内のボディ鉄板部にも制振遮音施工をしていきます。

フェンダーライナー同様に洗浄した後に脱脂処理を行います。

こちらの写真はフェンダーライナーを取り外したタイヤハウス内部を下から撮影したものですが、ロードノイズを抑制するような処理はされていないことが分かると思います

ボディ鉄板部には、わずかに樹脂やゴム系皮膜のアンダーコートが塗られてはいますが、残念ながら防音の効果はほとんどありません。

タイヤハウス内のボディフレームやフェンダー裏側の鉄板部にも制振遮音施工をしてロードノイズの低減を図ります。

施工範囲はフェンダーライナーを元に戻した際に隠れて見えなくなる鉄板部になりますが、フェンダー裏は平らな部位が少ないため、貼合部の形状に合わせて制振シートを細かくカットして1枚ずつ貼合していきます。

貼合作業では鉄板の凹凸部に制振シートが追従するよう工具を使って密着させることにより振動吸収性(制振効果)が高まるので、しっかりと圧着施工します。

フェンダーパネル裏側にも制振シートを貼合することでタイヤから伝わる振動を効果的に抑制します。

 

続いてフェンダー裏側に遮音&断熱シート「SC-NI6-2.7」を貼合済み制振シートの上へと重ね貼りしていきます。

使用する遮音シートの「SC-NI6-2.7」は、ラバーベースの特別な発泡構造と非溶融技術により耐水性に優れ、高温でも安定した性能を発揮する厚さ6mmの遮音&断熱シートで250Hz 以上の中高周波ノイズや熱を効果的に遮断します。

最後にフェンダーライナーを元に戻し、タイヤを取り付けして完成となります。

 

このたびはご用命いただきありがとうございました。

 

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