【新型アウトランダーPHEV】ロードノイズ対策 タイヤハウスの制振遮音で静音化を実現!
こんばんは、『くるまや工房』のテツです。
本日ご紹介するのは新型アウトランダーPHEVとなります。
ご依頼いただいた作業は、車内を静かで快適な空間に!
ロードノイズ対策(制振遮音)でタイヤハウスの制振遮音を施工させていただきました。
ロードノイズはタイヤと路面の摩擦によるノイズが車体の鉄板を伝わり車内に嫌な騒音をもたらします。
そこで!騒音の根源、タイヤに一番近い部分のタイヤハウスの制振遮音を行うことによりロードノイズを軽減させることができます。
使用する制振材・遮音材は制振遮音材では有名なブランドStp社の製品を使用します。
■制振遮音使用材料
商品説明:StP Aero Bulkは耐水性に優れた外部環境(腐食や密封特性)に強い
ブチルラバーを主成分とするた層とアルミニウム層という2層構造になっています。
商品説明:StP Accent 6は独立気泡構造のポリエチレン層と接着剤層から形成。
吸音、断熱、そして防水性能に優れており、主に1kHz以上の帯域に効果を発揮します。
商品説明:StP Biplastは弾力のあるポリウレタンフォームを主成分とする層と接着剤層で構成された吸音&遮音シートです。接着剤層は反粘着素材の特殊なフィルムによって保護されており、取付前に水や浸食に対する耐久性を高めるとともにポリウレタンフォームを主成分とする層の吸音性能や遮音性能の保護効果もあります。
今回の制振遮音施工はフロント左右とリア左右のフェンダーライナーとボディ側の鉄板部分となります。
それでは作業のご紹介を!
前後左右のフェンダーライナーを外してボディ側の洗浄脱脂を行い
またフェンダーライナーも洗浄脱脂を行ったところです。
フロント左右のフェンダーライナーに制振材StP Aero Bulkを密着貼り付けします。
また貼り付ける際はクリップ穴やなど後で車両に戻す際のことを考えて行います。
リア左右のフェンダーライナーは素材に制振材は貼り付けられないのでStP Biplastを貼付けています。
StP Biplastは弾力のあるポリウレタンフォームを主成分とする層と接着剤層で構成された吸音&遮音シートです。
フロント左右のフェンダーライナー、上でご紹介した制振材を貼り付けした上から遮音材StP Accent 6を重ね貼りします。
StP Accent 6は厚みが6mmあるので後で車両に戻す際に厚みで戻らなくなる部位は
弾力のあるStP Biplastを使用しています。
これでフェンダーライナー側の制振遮音は完成となります。
続いてボディ側の制振遮音に移ります。
制振材をボディ鉄板部分にしっかりと貼り付けしています。
クリップ穴などフェンダーライナーを戻す際、支障がないように考えながら貼っていきます。
ただ貼るのではなく、ローラーを使ってゴシゴシを密着させないと効果が薄れてしまいます。
変な体勢でやるため非常に疲れる作業です(汗
フェンダーライナー同様に制振材の上から遮音材StP Accent 6を重ね貼りしたかったのですが、厚みが6mmではフェンダーライナーが戻らなくなるので今回は弾力のあるStP Biplastを使用しています。
フェンダーの内側部分は厚みに問題ないので遮音材StP Accent 6を重ね貼りしています。
フロントのフェンダー内の鉄板部分も同様に制振材を密着貼付けして
遮音材を重ね貼りしています。
こちらも厚みを考えて遮音材を貼り分けています。
フェンダーライナーを元に戻して作業はすべて完了となります。
この度はご用命ありがとうございました。
みなさまのご来店・お問い合わせ等
スタッフ一同お待ちしております♪
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